2008/11/4 テーマ:打撃向上委員会 (Lesson7:バッティングフォーム の修正!) お疲れ様です。 DM戦を終え、未だ打撃不振に悩む我がチーム。練習する機会がない以上、このブログをみて少し考えてみてほしいと思う。 今回のDMは今シーズンのリーグの首位争いをしているチームらしい。あれが八友会のトップクラスの実力。 そう考えると 残り全勝はそう難しいことではないと思う。 次戦はPHENIX。 まとまったチームではあるが、負ける気はしない。 BLACK PANTHERの名に恥じない猛攻で圧勝しちゃいましょう! ■右肩が下がるバッティングフォームの修 正 右肩が下がる原因とその修正方法は全部で5つ。 @構えた時から左肩が下がっている 右肘をあげて構えると両肩が平行になる。 A投球を斜め下から見ている 左肩に顎を乗せて顔をピッチャーに正対させる。 B打ちにくい時、右足に体重がかかる ミートの瞬間に左足に5、右足に5と体重を均等にかける。 Cバックスイングをした時、ヘッドが頭の後ろに入りすぎる バックスイングで左肩が下がり、打ち出しで右肩が下がる、いわゆる両肩がぎっこん、ばったんとシーソーの動きのようになる。バットをねかせて構えるとよい。 D打ちにくい時、グリップが構えよりも下がる 打ちにくい時のグリップは、構えた時より上がるのはOKだが下がるのはNGよ。低く構えてステップをした時、上げるイメージで振り出す。 ステップをした時、両肩はまだ地面と平行でなければいけない。この時点で右肩が下がらないように意識してスイングする。プロでも右肩が下がるとき、極端なダウンスイングで修正するそうです。ただ、状態が前に突っ込みすぎないように注意が必要です。 打ちにくい時のグリップは構えた時より上げるイメージで ■手首の返しが早いバッティングフォーム の修正 一般的に手首の返しが早い選手に共通するのは @始動が早すぎる Aミートポイントが前過ぎる Bタイミングが合わずに手首が早く返る などの特徴がある。もう少しポイントを後ろにする。踏み出しを遅くして腰を中心にして打つのが効果的。 スイングが波を打つように見えるのは、グリップの位置が低いため。トップの位置が、構えた時のグリップの位置より高い位置にこなければならない。こねるのはバットが下から出ているためです。 アドバイスとしては構えを今より高くすること。大リーグでは高い方がよいと教えているそうです。それは、トップからミートポイントまで、バットが最短距離で出るため。ただ、バットのヘッド部分がピッチャー寄りに入りすぎると振り遅れや、こねる原因となります。 ■「こねる」バッティングはタイヤたたきで 防ぐ 右腕が強すぎるため手首が早く返ってしまうことを「こねる」といいますが、このとき右肩も上からかぶっていることが多い。上からたたいたり、極端なダウンスイングを意識しすぎると、体が前に突っ込むと同時に右手がかぶってしまいます。バットはインパクトから自然に回転していくので、当たる瞬間にわざわざグリップを回転させる必要はない。 まず最初にバットの握りをチェック。比較的指先で握るフィンガーグリップは、ヘッドの走りを意識できるのでグリップをやわらかく使えるのに対して、バットを深く握るパームグリップは右手を強く押し込んでいくのが特徴。修正方法は右手の返りを防ぐことができるタイヤたたきがよい。 直ったかどうかのチェックはネットに向かってスイングして、インパクトの瞬間にネットに向かってバットを放す。 まっすぐに飛んで行けば正しい手首の回転。こねていればまっすぐに飛ばないので、そのときは少しだけアッパースイング気味に振ってみよう! ■インパクトの瞬間に伸びあがるフォーム の修正 インパクトの瞬間に伸びあがっていしまうバッターは、ほとんどがアッパースイングになっている。左側の腰が斜め上を向き、右肩が下がる癖です。軸足が回転したときに、つま先(足の半分)がしっかりと地面を踏み、両ひざを曲げるのがよい。腰や肩はできるだけ平行に回転させる。修正法は4つ。 @構えを高くする 高い構えから伸びあがるのは苦しい。 A高い構えからダウンスイングに入る 高い構えからのダウンスイングは、伸びあがるのを防ぐ。ステップした左ひざをめがけて振り下ろす。 Bステップ幅を広くする ステップ幅を広くして沈み込むスイングをする。ステップが狭いと簡単に伸びあがってしまう。 Cポイントを少し前におく ミートポイントが近いと後ろに反ったり、伸びあがったりする。 アッパースイングやダウンスイングは極端すぎると、いちばん大切な軸が狂いやすくなるので、レベルスイングがよい。 高い構えから伸びあがるのは苦しいので、構えは最初から高くする ■開いた状態のドアスイングを修正 右わきが開くとバットが遠回りして内角が打ちにくくなり、強いスイングもできない。これがドアスイング。修正するためには @構えて右肘をあげる。テイクバックから打ちにいくとき、この右肘をへその前にくるように 振り下ろす。 A右肘を閉じて構えた時は、グリップエンドの底をボールにぶつけるようにしてスイングをする。このときも右肘はへその前に来るようにする。 @、Aを意識しながらバッティングをすると、ヘッドスピードが出て、打球が飛ぶ。 グリップエンドの底をボールにぶつけるようにしてスイングすると打球が飛ぶようになる ■ドアスイングの矯正 ドアスイングとは、振りだしからグリップが体の前方(ホームベース寄り)に出るためにわきが開いて、スイングの輪が大きくなること。 腕とバットが伸びた状態でスイングをするので、ドアスイングと呼ばれている。木製バットしかない時代は、「芯」で打つ練習をしていたので、ドアスイングの人は少なかった。金属バットはパワーがあれば「芯」以外の部分にあたっても飛ぶので、正しいスイングの基本が崩れた。そういうことからドアスイングは、金属バットの弊害と言われている。 プロ野球で脇が開く選手は、壁やネットに近づいてスイングの練習をしている。壁に当たらないように振るには、右わきをしめながら、グリップをトップからボールに向かって出していかなければならず、ヘッドは遠回りしなくなる。 しかし、気をつけないと左のグリップを左脇の方へ引っ張る癖がつく。確かにヘッドは体の近くを通るが、インパクトのときに「こねる」スイングとなってしまう。ボールをたたくのではなく、のこぎりを引く感じになる。打球は弱く、右方向に切れながら飛んでいく。これを矯正するにはコンパクトなスイングを根気よく続けることです。 フェンスに当たらないようにコンパクトに振る練習をする |