2008/9/25 テーマ:打撃向上委員会 (Lesson4:各コースを打つ!) お疲れ様です。 いつのまにか肌寒い季節に変わってきました。私は未だ病み上がりで体がだるくてしかたがないですが、皆さんは風邪などひかぬよう気を付けてくださいね。 さて今回のレッスンはコースに応じた打ち方について紹介させていただきます。 ここまでくると結構難しいかも・・。ゆっくりでいいので一つ一つ確実にできるようにしていきましょう! ■「構え」で打つ ボールの見極めは構えから踏み出す時(ステップ)に行う。低めのストライクがボールに見えてしまうと打てない。その原因は写真の@〜Eのとおりです。 このようなフォームではボールから目が離れるのが早くなり、ストライクでも簡単に見逃してしまいます。 バッティングは打つ前の姿勢、いわゆる「構え」がとても大切です。大リーグやプロ野球選手に個性的な構えの選手が大勢いますがそれを真似てはいけません。あくまでも自分に合ったフォームを身につけることが重要です。基本を忠実に守って練習することが上達への近道。もしフォームにこのような欠点がない場合は、「立つ位置」をベースに近づけ、ピッチャー寄りに立つ。少しでも高い目線でボールを見ることができる。 練習の時から立つ位置やフォームのチェックをすると、試合であわてずに済みます。 @構えた時にアゴが上がっている Aステップ時に右肩が下がるB左脇が開いている C頭が上下に動く D体重が右足に残ったまま E極端なステップアウトをしている ■外角低めのストライクを打つ 外角低めは上級者でもなかなかうまく打てない。目から遠く離れるほど、ボールの見極めは難しくなる。ストライクだと分かっていながら見逃すのは、開きが早いからです。 外角球は内角球に比べてミートポイントがキャッチャーよりになりますが、体を前に出さない。アウトステップや、ステップと同時にグリップが出てもいけない。外角球だと判断したら、 @体の開きを防ぐため、ステップを外角に踏み込む A右肘をしめて「おっつける」。「おっつける」とはバットをボールにぶつける感じ。最初はステップをした後、内角打ちと違って腰の回転を我慢して手だけで打つ。右方向に打てるならインパクトの瞬間に、腰を回転させるとうまくおっつけられる。 Bボールの内側を打つ。外角球は球筋がよく見えるので、そのボールの内側を打つ。すると自然に打球は右側に飛びます。 体の開きを防ぐため外角に踏み込む ■低めのボールをライナーにする 普通、高めのボールはフライに、低めはゴロの確率が高くなる。無死または一死、走者三塁で、犠牲フライを打ちたいとき、バッターは高めのボールを狙い、逆にピッチャーは低めのボールを投げてゴロを打たせるのがセオリー。 低めのボールがフライになるのはバットがボールの真下に入るため。低めはややアッパー気味に打つが、手だけで捕らえようとするとヘッドがボールの下に入り、フライになる。 ライナーを打つには高めのボールを打てるスイングをすること。バットだけを落とすのではなく、少し体を沈めて肩を水平に回してスイングをすると、ボールの正面をたたくことができる。特に変化球の低めうちは手打ちになりやすいので注意しましょう。 変化球はいかに我慢して、軸を崩さずに強いスイングができるかが重要です。体が前に出て泳がないように気をつけましょう。変化球はよく「ため」が必要と言われますが、逆方向に打つ意識を持つとそれだけミートポイントが近くなるので、「ため」て打つことができます。 ■外角球の打ち方 好打者の条件は内角は引っ張り、真中はセンターへ、外角は反対方向にとボールのコースに逆らわず打ち返せる事。しかし、その好打者でさえも3割の打率でしかない。それだけバッティングは難しいものです。 外角球の打ち方のコツは @左足をベース寄りに踏み込む ステップはコースに逆らわず踏み出す。三塁方向に踏み出すと体が開いてバットが届かなくなる。 Aボールを引き付ける ミートポイントは内角球に比べるとキャッチャー寄りになるので、できるだけひきつけて打つ。 B右方向へおっつける 右肘を体の近くに寄せて、バットのヘッドを遅れ気味にしてボールにぶつけるスイング C腰の回転 できるだけ我慢する。右足をべた足にしたままでミートの瞬間に右ひじを送りこむと同時に、腰を回すとうまくおっつけられる。 Dボールの内側を打つ 外角球は球筋がよく見える。そのボールの内側を打つのが右打ちのコツ。外角球は無理に引っ張ってはいけない。 さぁ今回の内容はいかがだったかな?理論的にはわかるかもしてないけど悲しいことに体がついていかないとかいろいろ問題がありで大変かもしれない。 しかし、まだいけるぜ! コースをイメージした素振りを繰り返せばきっとできるようになるはず! ガンバロウ。オッサン! |